「公立高校入試 共通選抜」から面接が消える!?

  • 2022年4月27日
  • 2023年6月12日
  • 入試

皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。

今回は最新の受験情報のお届けです。

現中1・中2生とその保護者様にお読みいただきたい内容です。

公立高校入試の面接とは

神奈川県公立高校入試では、共通選抜として受験者全員に面接が課されています。

面接では、志望理由や中学時代に勉強で頑張ったこと、勉強以外で頑張ったことなどを中心に質問されます。そしてその受け答えに主体性・積極性・具体性が見られるかを面接官が判断し、点数をつけるというものでした。

当塾のブログでも、面接や面接シートについて複数回書いてきました。

2024年の入試から共通選抜の面接を廃止

県教育委員会はこれまで共通選抜で実施していた面接を、2024年の入試から廃止すると発表しました。

県教委によると、10分程度の面接で学習に向かう姿勢を適切に評価することは困難であることや、入試期間が長期に及び中学・高校の教育に影響があるなどとして、面接の廃止を決定したそうです。

今後は「特色検査」に面接を含めるとし、各学校は2023年5月までに検査の方法を判断することになります。 また、共通選抜のあとに行われている定通分割選抜の2次募集についても面接を実施しないことが決まりました。

県教委は、「これにより入試全体の期間が短縮でき、生徒たちの教育への影響がより小さくなる」と説明しています。 これらの変更は、現在の中学2年生が臨む2024年の入試から適用されるということです。

最後に

数多くの生徒の面接練習をしてきましたが、話す内容はどうしても似通ってしまいます。また高校によっては、面接点で全く差がつかないという実情もあって、形だけになっているところもあります。

そういった意味で、共通選抜から面接がなくなるというのは、個人的には朗報です。

ただ高校によっては、特色検査で面接を課す場合もあるので、その点は今後も気をつけて対応していければと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。

進学塾Cway