【中1向け】数年後の進路選択に向けて

皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。

公立小学校から公立中学校に進むと、数年後に進路選択を迫られるという感覚がなかなか理解できません。気づいたら中2の3学期になっていて、スイッチが入るのが遅れるということは珍しくありません。

今回は進路選択について。中1生とその保護者にお読みいただきたいと思っています。

進学or就職

ご存じの通り、日本の義務教育は中学校までで終わりです。日本で生きていくうえで、必要最低限知っておかなければならないことを中学校で学びます。そして中学生は、いずれ中学卒業後の進路を決めることになります。

「え、とりあえずその先は高校に行くんじゃないの?」と思った方。

実家が農家や漁師ですぐに跡を継ぐとか、何か特殊な事情があるとかでなければ、たしかにほとんどの人が高校生になります。つまり、「進学」を選びます。

ただこれってあくまで選択肢の1つなんです。多くの人がそうしているというだけで、別に「就職」をする人がいたっていい。あくまで選択するのは子ども本人なんです。何が言いたいかというと、「とりあえず高校に行く」のではなく「自ら望んで高校に行く選択を取る」という意識であるべきです。進路の決定は、他人事ではなく自分事。そして自分で決めたことには責任が伴います。

進路決定は、大人に近づく第一歩です。

高校ならどこでもいいのか

経済的な事情や交通の事情を除けば、誰でも高校に進学することができます。

ただし現実問題、高校に行ければどこでもいいとはいきません。どこの高校に進むかがまたその先の自分の進路に影響を与えるからです。

例えば大学進学実績。4年制大学進学率が80%の高校と60%の高校があるとします。どちらが大学受験に意欲がある環境だと言えるでしょうか。もちろん前者ですよね。もちろん受験勉強は自分のものですから、後者に入学したとしても勉強を頑張れるかもしれません。ただ反対に、周りの空気に流されて、勉強を頑張れない可能性もあります。多かれ少なかれ、やはりどの高校に進むかは自分の将来に影響を与えるのです。

その点を踏まえて、高校選びの選択肢を増やすために、中学生の多くは必死に勉強しているわけですね。定期試験でいい点数を取れれば、いい成績がつく。いい成績が取れれば、選択肢が増える。

最後に

我々大人からしてみれば、かなり当たり前のことを書きました。

ただ子どもからしてみれば、実はそうでもないのかもしれません。特に中1や中2は意識が甘いです。

この記事をお子様と一緒にお読みいただいて、将来のことや自己責任について話し合っていただけたら嬉しいです。

今回もお読みいただきありがとうございました。

進学塾Cway