やってはいけない勉強法(前編)

皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。

今回は「やってはいけない勉強法」について。前編。

小中学生とその保護者様にお読みいただきたい内容です。

テキストを見るだけ

教科書を見るだけ、読むだけはNGです。

教科書を読むことはとても大切ですが、それだけでは読んだ内容が頭に入っているのかわかりませんよね。また多少頭に入っていたとしても、定期試験問題に対応できるレベルまで達しているのかもわかりません。実際に問題を解いてみないことには、自分のレベルはわからないのです。

教科書を読むだけだったら省エネで済みます。問題演習は思考を要しますし、自分の間違いに向き合わないといけないため、エネルギーを多く使います。

ただそこをグッとこらえて、問題演習まで行えるかどうかが勉強の明暗を分けます。

ひたすら書いて覚える

書きまくって覚えるのはやめましょう。

書き続けると、だんだんと書くこと自体が目的になりがちです。気づいたら手の運動になっています。また時間もかかることから効率的とは言い難いです。

書くこと自体は悪いことではないですが、「読む」「見る」と組み合わせるべきです。まず読んで、見て覚えましょう。そして最後のチェックとして「書く」のでいいと思います。

調べて埋める

初めて問題集を解くときに、調べて埋めるのは意味がありません。

定期試験では、何かを見ながら解くことはできません。あくまで自分の頭から知識を引っ張り出し、自分で問題文を理解し解かなければなりません。

覚えるべきことをだいたい覚えたら、自分の力で問題を解くようにしましょう。不安な気持ちはわかります。でも初めてその問題集を解くわけですから、間違えたっていいじゃないですか。というより、間違いがない方が不自然です。

間違えたら解き直しをする。あまりに間違いが多いようなら覚え直しをする。そしてまた解き直す。

そうやって積み上げていけばいいんです。

最後に

勉強が苦手な子は、意図せずこういった勉強を続けています。それでも本人なりに一生懸命なことだってあります。

どうしてその勉強法がよくないのか、理由をきちんと話して効果的な勉強法に乗り換えましょう。

続きはまた次回。

今回もお読みいただきありがとうございました。

進学塾Cway

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