個別指導なのに間仕切りがない理由

皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。

一般的な個別指導塾は、机と机の間にパーテーション(間仕切り)を設置します。そして講師が生徒の間に入るようにして、二人の生徒を担当するというのが一般的です。

Cwayでは、間仕切りを設置しておりません。その理由は2つあります。

理由1 勉強中の動きをよく観察するため

当塾の授業スペースです。間仕切りがなく、ホワイトボードが前にあるため、一見集団指導塾のように見えますね。ですが、進学塾Cwayはれっきとした個別指導塾です

私(講師)はホワイトボードの正面に立つため、生徒の視線や身体の動きがよくわかります。ペンの持ち方、書くスピード、ペンを持っていない方の手はどうなっているか、どこを見て手が止まっているかなど、一目瞭然です。間仕切りがないので、至らないところがあれば、すぐこちらで気づいて指摘ができます。

視線や身体の動きは、案外勉強において重要です。というのも、成績・実力ともに優れている生徒は総じて動きに無駄がないからです。無駄をなくすことで集中でき、集中することで丸がつくのだと思います。

理由2 いい意味で盗み聞きができるため

個別指導
20:10~21:00中3英語
高1英語
中1英語
中2英語
中3英語
高3英語
中1英語
中2英語
中3英語
高2英語
21:10~22:00中3数学
高1英語
中1数学
中2数学
中3数学
高3英語
中1数学
中2数学
中3数学
高2英語

時間割をご覧いただくとお分かりになるように、中1と中2は合同で個別指導を受けています。間仕切りがないので、見えるところに他学年の生徒がいるわけです。

例えば中1の生徒に対して、当該学年で習う比例・反比例について、ホワイトボードを使って説明をするとします。そして、すぐ近くに中2の生徒で一次関数を習っていてグラフを苦手としている子がいるとします。中2で習う一次関数は、中1で習う比例・反比例がもとになっています。つまり、この中2の生徒は中1の復習をするチャンスなわけです。こういった貴重な機会を逃す理由はありません。顔を上げて、中1の生徒と一緒に説明を聞くべきです。いい意味での盗み聞き。もちろん状況次第ではありますが、こちらからそのように促すことがあります。間仕切りを設けず、時にはホワイトボードを使って説明するCwayだからこそ、できることです。

また中3と高校生は合同で個別指導を受けています。中3は高校受験のことだけを考えればいいわけではありません。数年後には大学受験が控えています。そういった意味で、高校生の背中を見ながら日々勉強に励むというのは、将来的に彼らのためになると考えます。また高校生にとっては、中3と同じ時間に勉強することで、「中3のとき自分もあんなに頑張っていたんだな」と過去の記憶を呼び起こすにつながります。これは大学受験に向けて勉強するうえで、いい刺激になると思います。間仕切りがない中で、中3と高校生が一緒の空間で勉強することにも、お互いメリットがあるわけです。

最後に

間仕切りがない理由を一言でいえば、それが生徒の学力向上につながると信じているからです。

保護者様・生徒様が心配されることとしては「間仕切りがないことで、自分が勉強しているページを他の人に見られるのではないか?」という点に尽きると思います。

授業の形式上、たしかに目に入ってしまうというのはあると思います。しかし、塾則等で「他の人の勉強の進度や結果について侮辱しない」と固く取り決めています。また「自分を少しでも高めたいという想いで塾に集まっているという点では皆同じである」ということも生徒に伝えています。

Cwayの授業は温かくも凛とした雰囲気。個別指導塾でありながらも、みんなで一緒に成績を上げていこうという空気感です。

体験授業をご希望の方は、安心してお越しください。

進学塾Cway