皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。
今回の記事は、知っていそうで知らない話。
高校の全日制・定時制・通信制の特徴についてです。
全日制高校の特徴
入学時期は4月が多く、転入や編入の時期は学期末や年度末など決まった時期に行われます。一般的に入学試験では、公立は5科目+面接、私立は3科目+αが課されます。
全日制の高校では、主に平日の昼間に学習します。 基本的には集団で教師が直接授業をします。第3学年を修了すると同時に卒業となります。
当塾のHPをご覧になっているのは、近隣公立小中学校の保護者が多いかと思います。全日制は、基本的に今通われている学校と似たようなものとお考えいただければ大丈夫です。
定時制高校の特徴
定時制高校は卒業のためには3年以上の在籍と、74単位の取得が必要です。入学試験は英語・数学・国語・面接の4つで、入学時期は4月が一般的です。
登校日数は祝祭日や長期休暇を除いて週5~6日です。夜間・特別な時間(午前または午後など)に1日4時間程度学習します。多くの学校では、通学時間帯は夕方からが多く、17時30分頃から21時頃まで授業を行い、そのあとに部活動などがあります。定時制も基本的に集団授業であり、学期ごとの試験を通じて単位を取得します。所定の単位を修めると卒業となります。卒業後は就職する人が多いです。
私の教え子では、朝どうしても起きられない子や、事情があって昼間働かざるを得ない子などが定時制に通っていました。
ちなみに当塾から自転車で通える距離には、相模向陽館という定時制の高校があります。
定時制に興味のある方は、ぜひ各校のHPを確認してみてください。
通信制高校の特徴
通信制高校の修業年限は3年以上で、学年制ではなく「単位制」となっています。卒業時に与えられる資格は、全日制・定時制と同じです。入学時期は4月・10月が多く、通年で転入生・編入生を随時受け入れている学校が多いです。入学試験は書類選考・作文・面接が一般的です。
通信制の高校では、自宅での学習を中心に、報告課題(レポート)と面接指導(スクーリング)により学習を進めます。登校日数は週1~5日程度通う学校もあれば、年5日程度の合宿に参加すればよい学校まで様々です。
私の教え子では、全日制に通う選択肢はなく、また近くに通える定時制がなかったため通信制を選んだ子がいました。
神奈川県内の通信制高校は、横浜修悠館と厚木清南の2校のみです。
通信制に興味のある方は、ぜひリンクからHPを確認してみてください。
最後に
全日制高校・定時制高校・通信制高校にはそれぞれの特徴があるため、違いをよく踏まえたうえで入学を検討することが大切です。学びたい内容や学習スタイルによって自分に合った学校を選んでみましょう。
今回もお読みいただきありがとうございました。
進学塾Cway