皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。
前回からの続きで、公立高校入試の仕組みについて書きたいと思います。
今回は特徴の3つ目から4つ目のご紹介です。
特徴3 学力検査は「思考力・判断力・表現力」を重視
学力検査の内容は改められました。また、各教科の満点は100点になりました。これまでの学力検査(全県共通問題)は、「基礎的な知識及び技能」の把握に重きが置かれていました。そこで、「新たな学力」をバランスよく測るため、「思考力、判断力、表現力等」の把握をより重視した内容へと改められました。これにより、2012年まで一部の高校で実施されてきた独自の学力検査問題は、すべて廃止されました。
「思考力、判断力、表現力」と言われてもなかなかピンとこない方が多いかと思います。平たく言えば「一つの知識だけでは解けない難しい問題が増えた」ということです。
特徴4 調査書は評定だけを資料にする
中学校が作成し、受験生が願書とともに提出する「調査書」(いわゆる「内申」)は、これまでと同様に選考資料となります。ただし、5段階の「評定」のみを資料とします(クリエイティブスクールを除く)
調査書は、「学習の記録」と「総合所見及び諸活動の記録」から成ります。「学習の記録」には、各教科の5段階の「評定」と、教科ごとに4~5つの観点に分かれた「観点別評価」(3段階)が記載されています。また、「総合所見及び諸活動の記録」には、部活動や生徒会などの課外活動の実績等が記載されています。
- 調査書は、「評定」だけを資料とします。
※クリエイティブスクールは、評定を資料とせず、観点別評価を活用します。
※諸活動の記録や所見欄等に記載されている内容は、面接の際の参考資料としますが、点数化はしません。
- 第2学年と第3学年の9教科の評定を、以下の計算式にしたがって点数化します。
2年3学期(または後期) 5段階×9教科=45点満点
3年2学期(または同時期) 5段階×9教科×2=90点満点
上記2つの合計135点満点
※高校によって、3教科の範囲で、2学年+3学年×2の合計値に2倍までの重点化をすることができます。
こちらは以前の記事でも紹介していますね。
最後に
昔の入試と比べると、たしかに今の入試の方が「思考力、判断力」を問う問題が多いです(選択問題が大半なので表現力を問えているかは微妙)
選抜が前期・後期に分かれていた時は、英検や漢検の取得級に応じて点数が加算されることがありました。しかし、今の公立高校入試にはそういったものはございません。あくまで5段階評価の成績をもって内申点は算出されます(私立は例外)
Cwayでは、自立型個別指導を用いて生徒の「思考力、判断力、表現力」を鍛えています。また高内申の確保を目指して、中1から5教科必修としています。
確かな力がつく個別指導塾です。ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
進学塾Cway