皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。
中学校に進むと、◎〇△ではなく1~5の5段階評価で成績がつきます。
数年後に高校受験を控えている以上、自分の成績が真ん中より上にいるのか、それとも下にいるのかを知りたいですよね。
ではいったいどれくらいの成績が取れていれば平均的と言えるのか。
今回は、新中1の保護者が知っておくべき成績の話について紹介します。
高校受験データの偏差値
2021年度のデータをもとに、公立高校合格者の偏差値をチェックしました。
偏差値とは、模擬試験などを受験すると、帳票に必ず載っている数値です。母集団において自分の学力がどのへんに位置するかを確認する際に使われます。一般に50を真ん中の学力として考えます。
では近隣の公立高校で、偏差値50付近、いわゆる真ん中の高校はどこか。ずばり大和西高校です。
大和西高校の偏差値は52程度となっています。
偏差値50の高校に受かる子の内申点
大和西高校に合格する子たちの偏差値が52だということがわかりました。だいたい50なので、神奈川県全体で見て、真ん中くらいの得点力を持っていると思われます。
2021年度のデータによれば、その子たちの内申点は98程度です(内申点についてはこちらの記事をお読みください)
詳しい計算は省きますが、内申98を取るには、中2と中3の成績でそれぞれ33/45を取れればよいことになります。わかりやすく言うと、成績4の教科を6つ、成績3の教科を3つ作らなければなりません。
つまり、通知表で3より4が多くないと、真ん中の公立高校に入るのもしんどいということです。
よくある成績数値の誤解
中学校は1~5の5段階評価ということもあって、真ん中の数字が3だからか、3が取れていれば平均的と誤解される方が多いです。
たしかに「中学校内での成績」ということであれば、それは概ね正しいのかもしれません。ただ先の話の通り、成績が全部3では真ん中くらいの学力(入試の得点力)があるとは言えず、偏差値50付近の高校に合格するのは厳しいというのが事実です。
新中1で今から真剣に高校受験のことを考えていくのであれば、成績は4を基準に据えたほうがいいでしょう。自分の中で4を基準とし、得意な教科は5、苦手な教科は3と考える。そして3と4をいかに上げるか、どうやって5をキープするかを考えて勉強していく。一つの理想ではありますが、基準を高く持っておいて損はないですよ。あとはそれに見合った努力をしていくだけです。
最後に
以上、新中1の保護者が知っておくべき成績の話でした。
今回の内容は意外とご存じない方が多いです。この記事を読んだだけでも、周りの新中1より半歩先を進めたかも(?)
「成績は4を基準に」と書きましたが、新中1であれば、何をどれくらい頑張れば4が取れるのかまだわかりませんよね。
Cwayは、成績4以上を取るための指導ノウハウを持っています。プロ講師の個別指導に興味がある方は、ぜひお早めにご相談くださいませ。
今回もお読みいただきありがとうございました。
進学塾Cway