皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。
連日、面接関連の記事を書いています。
今回は、面接シートの下準備について。
面接シートを書く前にやっておいた方がいいことを紹介します。
準備1 HP調べ
高校側からすれば、自分の高校をちゃんと見て選んでくれている生徒に来てほしい。
受験生は入念な高校調べが必要です。志望校のHPを見て、教育方針と教育目標は必ずチェックしましょう。「生徒にどんな人材になってほしいのか」が書かれています。カリキュラムや特色、独自でやっている取り組みも確認。これが高校の特徴です。ここにも「生徒にどんな人材になってほしいのか」が表れています。
これらをノートにまとめたり、写真を撮ったりするなどして、すぐに見られる状態にしておくことが肝心です。ちなみに、高校が求める人物像と自分が目標とする理想像をうまく繋ぎ合わせれば、それは自然と志望動機に近づいていきます。
準備2 行事と説明会への参加
文化祭などの行事に参加すれば、在校生の様子から、なんとなく校風もわかるでしょう。また、説明会に参加すれば、自分と同じ参加者(未来の同級生)の様子も伺い知ることができます。ここでも雰囲気が合うかどうかを感じ取れたりします。
校舎が新しいor古い、トイレがきれいor汚い、グラウンドが広いorせまいなど、パンフレットの写真だけでは感じ取れないことが多々あります。ぜひ高校に入れる機会があれば、できるだけ複数回行ってみましょう。
そのときの感想は、忘れないようにメモしておいてください。
面接で「説明会や行事に来た時にどのような印象を受けましたか」という質問を受けることがあります。
準備3 自己分析
面接シートの質問に答えるためには、現在や過去の自分についての深い理解が必要です。
自己分析として、まずは5W1Hに沿って簡単に書き出してみましょう。
(例)教科で頑張ったこと
- When(いつ?)…中学1年の夏
- Where(どこで?)…自宅
- Who(誰が?)…私
- What(何を?)…英単語の暗記
- Why(なぜ?)…余裕を持つため
- How(どうやって?)…1日に何個覚えるか決めて
これらをうまくつなげていくと、1文になります。
「中学1年の夏、私は余裕を持ちたいと思い、1日に英単語を何個覚えるか決めて、自宅で英単語の暗記を頑張りました」
見る限り、「余裕を持ちたいというのは具体的にどういうことか」「またなぜ余裕を持ちたいと思ったのか」が気になりますね。他にも英単語の暗記を頑張ったとありますが、「覚える際に何か独自の工夫をしたか」も知りたいです。「頑張った結果、何がどうなったのか」も重要です。
こういったことを踏まえて、次の文章以降で肉付けできれば、「積極性」「主体性」「具体性」が出てきます。「教科以外で頑張ったこと」「自分の長所」もこのやり方で準備できるので、ぜひやってみてください。
最後に
面接シートを書くためには、こういった下準備が必要です。
できることから少しずつ始めてみてください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
進学塾Cway