音読ってどうやればいいの?

皆さん、こんにちは。大和中学校から一番近い個別指導塾、進学塾Cwayです。

英語を勉強するうえで欠かせないのが音読。試しにネットで「英語 音読」で検索すると、「科学的なやり方」「オーバーラッピング」などややこしい情報が表示されます。上から3つくらい記事を読むだけで、もう参ってしまうという人が多いんじゃないかと思います。

そこで今回は、音読のハードルを下げるために、簡単な取り組み方だけ紹介します。

これだけは準備しよう

音読素材となるスクリプト(原稿)を用意しましょう。もちろん音声付きのもの。
昔はCD付きの参考書が多かったですが、今は参考書にQRコードが載っていて、そこから音声をダウンロードできるという形式が増えてきました。

素材の中身は、自分にとってやや簡単なものがいいです。例えば、中3なら中2までの文法が使われた英文、中2なら中1までの文法が使われた英文で十分。単語や文法など、自分にとって調べるのがちょっとで済むくらいのレベルを探しましょう。そして英文を訳せるかどうか確認する。訳せなかったところは、辞書や文法書を使って訳せるようにする。

音声に合わせて音読しよう

英語の音声にそっくり被せるようにして、スクリプトを見ながら音読しましょう。最初はカミカミでついていけなくてもOK。何回もやっていくうちに、意識するポイントが掴めてきます。「ここで息継ぎしてるな」とか「ここから畳みかけてくるから身構えよう」とか。そうやって注意しながらやっていくとうまくなります。

音読がうまくなっていくと、脳内で音と文字が重なりあってくる瞬間があります。要するに音から意味が取れるという状態。こうなってくると少し余裕が出てくるので、話し手の話し方や声色なんかをちょっと大袈裟にモノマネしてやってみるといいです。音読は退屈なのでそういう遊び心があった方がいいですよ(その方がより記憶に残るという意味もあります)

注意事項

絶対にスクリプトを暗記しようとしないことです。これは英単語などにも共通しますが、無理矢理一度に暗記をしようとするから辛いし続かなくなるんです。「語学は根性」と言われることもありますが、そんなに根性ある人ばかりじゃないですからね笑

ただ音読に集中する。いかに滑らかに、かつ上手にモノマネできるか。集中して音読を繰り返すと、いつか気づいたときには本文を覚えています。大丈夫です。

最後に

音読のやり方はこれくらいです。最初からあれこれ勉強法を気にしすぎないのが肝心です。

音読は面倒ですし、あごが疲れるのであまりやりたがらない人が多いです。だから差がつく。

音読を続けていくと、驚くほど英語ができるようになります。英語のリズムがつかめるようになるので、読解にもリスニングにも強くなります。また脳内に英文のストックが増えていくので、英作文にも強くなります。一石二鳥どころか一石三鳥です。

Cwayでは中学生の集団指導で音読を取り入れています。集団指導の内容について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もお読みください。

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