個別指導の「振替」って必要?

通常授業の大切さを伝えるイメージ写真

皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。

和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。

今回は「個別指導の振替制度」についてお話しします。

多くの個別指導塾では、授業をお休みした際に別の日へ振替できる制度を取り入れています。
学習機会を失わず、授業料も無駄にならない点が、保護者の方にとって大きなメリットといえるでしょう。

しかし、進学塾Cwayでは通常授業の振替を行っていません
なぜそのような方針にしているのか、ご説明いたします。


目次

個別指導の「振替」はなぜ必要?Cwayの考え方

振替制度の一般的なメリット

振替が可能であれば、病気や家庭の都合で授業を休んでも、後日別のコマで学ぶことができます。
これにより、学習の機会損失や授業料の無駄を防げます。

実際、私(塾長)もCwayを開講する前に勤務していた塾では、振替制度を採用していました。


Cwayが通常授業の振替を行わない理由

Cwayでは3つの理由から、通常授業の振替を実施していません。

① 授業を大切にしてもらうため

振替制度があると、ちょっとした理由で授業を休んでしまう生徒が出やすくなります。

  • 宿題が終わっていないから
  • 小テストの勉強が不十分だから
  • 友達と遊びに行きたいから

このような理由で授業を欠席すると、学習リズムが崩れ、成績が伸びにくくなります

Cwayでは、塾・生徒・保護者の三者で「授業を大切にする」という意識を共有したいと考えています。


② 授業の質を守るため

振替をすると、普段と違う時間や曜日に授業を受けることになります。
その結果、周囲の生徒や学年、科目が異なり、授業の雰囲気が変わってしまいます

指導の質が大きく低下するわけではありませんが、多少なりとも影響が出ることは避けられません。

いつもの時間・先生・クラスメイトで学ぶことは、思っている以上に重要です。


③ 講師の健全な労働環境を守るため

振替授業を行うには、普段授業がない時間に特別にコマを用意するケースもあります。
特に定期テスト前や入試直前期は、空き時間を確保するのが難しくなります。

場合によっては、講師が休みの日に振替授業を行う塾もあります。
これでは働き方改革の考え方にも反してしまいます。

Cwayでは、塾長自ら講師として指導にあたり、運営も一人で行っています。
健康を守り、常に最高のパフォーマンスを発揮できるよう休息を大切にしています


まとめ|「振替」の有無は塾の理念の表れ

Cwayは「振替」という制度が三者にとってデメリットが大きいと判断し、通常授業の振替を行っていません。

もちろん、塾ごとにさまざまな考え方があり、どれが正解というわけではありません。

もし塾選びで疑問に感じる制度や仕組みがあれば、ぜひその塾の担当者に質問してみてください。
その受け答えから、塾の方針や理念を知ることができるはずです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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