面接ってどうやって評価されるの?

面接の評価観点と◎を取るコツを説明する図

皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。

和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。

前回の記事では、面接シートの概要についてご紹介しました。
今回は、特色検査で行われる面接がどのように評価されるのかについて解説します。


目次

特色検査の面接はどう評価される?

評価の観点は公表されている

神奈川県公立高校の特色検査で行われる面接では、評価の観点があらかじめ定められており、公表もされています
つまり、その観点に沿った質問がされると想定し、事前に準備することが可能です。

観点は大きく2種類に分かれます。


共通の観点と学校ごとの観点

共通の観点(すべての学校に共通)

  • 入学希望の理由(志望動機)
     → 入学を希望する動機や目的を把握
  • 中学校の教科に対する学習意欲
     → 学習活動への意欲や取り組みを確認
  • 教科以外の活動に対する意欲
     → 校内外での活動への積極性を評価

※これらの質問はほぼ確実に聞かれます
例:「志望動機を教えてください」「中学校で頑張った勉強は?」「勉強以外で努力したことは?」など。

【キーワード】意欲(積極性・主体性)
この3つの共通観点に共通しているのは「意欲」です。受験生がどれだけ積極的・主体的に取り組んできたかが評価されます。


学校ごとの観点(高校ごとに異なる)
主な例:

  • 高校での学習や活動への意欲
  • 学校や学科の特色の理解
  • 将来の展望(高校卒業後の進路について)
  • 面接時の態度や受け答えの様子

重要
学校ごとの観点は毎年、各高校の募集要項や神奈川県教育委員会が公表する資料で確認できます。
→ **「神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要」**という名称で公開されているPDFを、年度ごとに検索して調べてください。


評価のつけ方と◎を取るコツ

面接官は、各観点に対して次のように評価をつけます。

  • ◎(優れている)
  • 〇(満足できる)
  • △(満足できる水準を下回っている)

学校によってはさらにプラス(+)やマイナス(-)などの細かな段階も設定されています。

◎を取るためのポイント

  • 積極性:自分から取り組む姿勢を具体例とともに伝える
  • 主体性:人から言われたからではなく、自ら考えて行動した経験を示す
  • 具体性:曖昧な表現を避け、エピソードを交えて話す

※単に「頑張りました」「やる気があります」では不十分。どのように頑張ったか、どんな成果があったかを具体的に話すことが重要です。


まとめ|評価観点を知って事前準備をしよう

面接試験は、事前準備がすべてと言っても過言ではありません。
中学3年生は、志望校の共通の観点学校ごとの観点をしっかり確認し、それに沿った回答を用意しましょう。

さらに、答えた内容に対してどんな追加質問が来るかも予測して、返答の準備を進めると安心です。

進学塾Cwayでも、特色検査の面接対策や面接シートの記入指導を行っています。
不安な方はぜひご相談ください。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

神奈川県大和市出身。大野原小学校と大和中学校の卒業生。明治大学卒。
学生時代に家庭教師のアルバイトを4年間経験。その後社会人となり、教室長兼講師として個別指導塾に5年半勤務。県央・横浜エリアの教務主任を兼任。集団指導も2年半経験し、複数教室合同の入試対策授業において、2年連続最優秀講師に選出。

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