やってはいけない勉強法(後編)

勉強机の上にスマホや飲み物が散らばっている様子や色ペンでカラフルにまとめられたノートをとがめる

皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。

和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。

「やってはいけない勉強法」後編です。
(前編はこちら → やってはいけない勉強法(前編))

今回は、ついやってしまいがちな2つの習慣を取り上げます。


目次

やってはいけない勉強法(後編)|さらに気をつけたい2つの習慣


① ながら勉強

片手間に勉強するのは絶対NGです。

音楽を聴きながら、飲み物を飲みながら、スマホを近くに置いて——。
このような状態では集中力が大きく削がれます

人間の脳は基本的に一つのことしか集中できません
「勉強すると決めたら、勉強のことだけ」に取り組むべきです。

定期試験を思い出してください。
試験時間中は、飲食も音楽もスマホも禁止。
必要最低限のものだけを机に用意して問題に向かいます。

家での学習も同じスタンスが理想です。

必要な教材以外は片づける
机の上をシンプルに
時間を区切って集中する

この3点を意識するだけで、集中力と学習効果が大きく向上します。


② 教科書まとめ

「教科書まとめ」も避けるべき習慣のひとつです。

教科書に書いてある内容は、
すでに学校の授業で習い、ノートにまとめたもの

にもかかわらず、改めて「まとめ直す」作業をする子が非常に多いのが現状です。

なぜ繰り返しまとめたがるのか?
写すだけなら間違いがなく、安心できる
色を使ってキレイに仕上がる
「やった気分」が得られる

しかし、これらは「学習の錯覚」にすぎません。

・暗記でもない
・演習でもない
・脳に負荷がかからない

つまり、知識も技術も身につかない作業なのです。

時間をかけるべきは
覚えること
問題を解くこと
解き直しで理解を深めること

「まとめノート作り」が好きなお子様には、「まとめる」より「覚える・解く」を優先する理由を丁寧に伝えてあげてください。


まとめ|「頭が良くなる勉強」に集中を


2回にわたり、やってはいけない勉強法をご紹介してきました。

共通するポイントは、
「勉強したつもり」になってしまう習慣だということ。

成績が伸びる勉強とは、
「その行動で自分の頭が良くなっているのか?」を常に問いながら行うものです。

保護者の皆様へ
お子様がもし今回ご紹介した習慣に陥っていたら、責めずになぜ非効率なのかを説明し、「頭が良くなる勉強法」への切り替えを促してあげましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

神奈川県大和市出身。大野原小学校と大和中学校の卒業生。明治大学卒。
学生時代に家庭教師のアルバイトを4年間経験。その後社会人となり、教室長兼講師として個別指導塾に5年半勤務。県央・横浜エリアの教務主任を兼任。集団指導も2年半経験し、複数教室合同の入試対策授業において、2年連続最優秀講師に選出。

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