公立高校入試の仕組み(上)

公立高校入試の仕組みを説明する図表と通知表

皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。

和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。

今回は、公立高校入試の仕組みについて、3回に分けて詳しく解説します。第1回目の今回は、「選抜方法」と「学力検査・面接」の基本についてご紹介します。

1回の選抜で志望校を決定

神奈川県の公立高校入試では、全日制・定時制・通信制のすべての課程で「共通選抜」が実施されます。かつては前期・後期の2回に分けた選抜でしたが、現在は選抜機会が1回に統一され、長期化や複雑さが解消されています。

受験生は1校1学科(コース)に出願し、出願後1回だけ志願変更が可能です。また、定時制と通信制は共通選抜で募集人員の80%を選抜し、残り20%は後日行われる「定通分割選抜」で選抜します。

学力検査が全員に実施される

すべての高校で、学力検査が行われます。学力検査は5教科で実施され、知識・技能と思考力・判断力・表現力を評価します。高校によっては特定教科を重点化することができます(最大2倍)。

なお、定時制は3教科での学力検査、通信制とクリエイティブスクールでは学力検査は実施されません。

面接は一部の高校で実施

2024年度から、共通選抜における面接の一律実施は廃止されました。現在は、特色検査として面接を実施する高校が存在します。たとえば、愛川高校、麻生総合高校、厚木北高校(スポーツ科学)、市立橘高校(普通・国際)などが該当します 。

面接を実施する高校では、入学希望の理由や中学校での学習意欲、学校・学科等の特色理解などが評価の観点となります。


目次

まとめ

神奈川県の公立高校入試制度では、選抜は1回に統一され、すべての受験生が学力検査を受けます。また2024年度から、面接は一律実施から、特色検査として一部の高校での実施に変更されました。お子さまにとっても、保護者の方にとっても不安の多い時期かと思いますが、正しい情報と的確な対策でしっかり準備できます。

進学塾Cwayでは、普段の学習から入試対策まで総合的にサポートしています。ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

神奈川県大和市出身。大野原小学校と大和中学校の卒業生。明治大学卒。
学生時代に家庭教師のアルバイトを4年間経験。その後社会人となり、教室長兼講師として個別指導塾に5年半勤務。県央・横浜エリアの教務主任を兼任。集団指導も2年半経験し、複数教室合同の入試対策授業において、2年連続最優秀講師に選出。

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