皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。
和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。
今回は神奈川県公立高校入試の最新情報をお届けします。
現中1・中2生とその保護者様は、ぜひご一読ください。
神奈川県公立高校入試から面接が廃止へ
これまでの「共通選抜」での面接
これまで神奈川県公立高校入試では、共通選抜(全受験者対象の選抜)で必ず面接が課されてきました。
面接では主に次のような質問が行われていました。
- 志望理由
- 中学校生活で勉強を頑張ったこと
- 勉強以外で力を入れたこと
受験生の回答には主体性・積極性・具体性が求められ、面接官が評価を行っていました。
当塾でも面接練習や面接シートの書き方について多くの記事を公開し、指導も行ってきました。
2024年度入試からの変更点
2024年2月の入試から、共通選抜の面接は完全廃止となりました。
県教育委員会は以下の理由を挙げています。
- 10分程度の面接では受験生の学習意欲などを正確に評価するのが難しい
- 入試期間が長期化し、中学・高校双方の教育活動に影響を与えていた
今後は、各高校が「特色検査」の一部として面接を実施するか判断する形に変わりました。
また、定通分割選抜(2次募集)でも面接は実施されなくなります。
県教委は、これらの変更により「入試全体の期間短縮と、生徒への負担軽減」を期待していると説明しています。
面接練習は不要に? それとも…
共通選抜での面接がなくなることで、多くの生徒にとって負担が減るのは確かです。
実際、これまでの指導でも面接内容が受験生間で似通ってしまう傾向があり、高校によっては面接点でほとんど差がつかないケースも見受けられました。
ただし注意点があります。
✔ 各高校の特色検査では引き続き「面接」を導入できる
✔ 特に特色ある教育を行う高校では今後も面接が残る可能性が高い
つまり「どの高校を受けるか」で面接対策の必要性が変わるのです。
各校の検査方法は毎年「神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要」で公表されています。
最新の情報を必ず確認してください(年度ごとにPDFのURLが変わるため、検索してチェックするのがおすすめです)。
まとめ|特色検査への備えも忘れずに
共通選抜での面接廃止は、生徒・保護者ともに朗報といえるでしょう。
しかし、特色検査での面接対策が必要な生徒もいるという点は見落とせません。
当塾では今後も、特色検査に面接を導入する高校に対応した練習も行っていきます。
志望校が特色検査で何を重視するのか、早めに情報収集を進めましょう。
今回もお読みいただきありがとうございました。