面接シートを書いたらチェックすべきこと

面接シートのチェックポイント(誤字脱字・具体性)を示す図

皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。

和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。

前回の記事では、面接シートを書く前に行う下準備についてお話ししました。
今回は、実際に面接シートを書いた後に必ず行いたいチェックポイントを解説します。


目次

面接シートを書いたらチェックすべき2つのポイント

① 誤字・脱字・名称ミスがないか

誤字脱字のチェックは最初の基本です。
特に学校名や先生の名前などの固有名詞の間違いには注意が必要です。

実際に、私が以前担当した生徒で次のようなケースがありました。

  • 「橋本高校」の「橋」の字を間違えて書いてしまった。
    (本人も間違いに気づかず、中学校の先生も見落としていた)
  • 「希望ケ丘高校」を「希望が丘」「希望ヶ丘」と誤記した。

【アドバイス】

  • 必ず自分でチェックし、保護者の方にも確認してもらう。
  • 不安な漢字は必ず辞書や学校公式サイトで確認。

※なお、面接シートの高校名ミスで不合格になることは通常ありませんが、将来社会に出たときの重要なスキルとして「相手の名前や学校名を正確に書く」習慣をつけることが大切です。


② 積極性・主体性・具体性が表れているか

面接シートの中身でもっとも重要なチェックポイントがこちらです。

面接官が特に重視するのは以下の3点:

  • 積極性(自分から行動したか)
  • 主体性(誰かに言われたのではなく自ら動いたか)
  • 具体性(曖昧ではなく、内容がはっきりしているか)

【例:教科以外で頑張ったこと】

× 悪い例(曖昧・主体性不足)
「私はバッティングを頑張りました。苦手だったので友人に誘われて自主練を始め、毎日練習しました。その結果、試合でも打てるようになりました。」

この文章の問題点

  • 自分から始めた行動ではなく、友人に誘われたと書かれている(主体性不足)
  • どのような練習をどれくらいしたのか不明(具体性不足)
  • どの程度成長したかが書かれていない(成果の具体性不足)

【改善ポイント】

  • どうやって自主的に練習に取り組んだかを書く
  • 練習内容・頻度・工夫を具体的に記述
  • 成長の度合いや結果(どれくらい打てるようになったか)を明記
  • その経験から学んだことを具体的に伝える

【注意】
最初は誰でも曖昧な文章になりがちです。一度で完璧を目指さず、何度も練り直して具体性を増していきましょう。


まとめ|面接シートは何度も書き直して完成度を高めよう

面接シートは「書いたら終わり」ではありません。
誤字脱字や名称ミスがないか確認したうえで、積極性・主体性・具体性が十分に表れているかを見直しましょう。

内容を練り直せば練り直すほど、説得力と完成度が上がります。

進学塾Cwayでは、中学3年生の秋以降、面接シートの書き方指導や個別添削も行っています。
特色検査を控えたお子さまのサポートをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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