面接シートの概要

面接シートの画像

皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。

和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。

今回は、神奈川県公立高校入試(特色検査)で使われる「面接シート」についてご紹介します。

2024年度(令和6年度)入試から、共通選抜での面接試験は廃止されました。しかし、特色検査を実施する一部高校では現在も面接が行われ、面接シートが使用されています。


目次

特色検査の面接と「面接シート」の役割

面接シートとは?

面接シートは、特色検査で面接を受ける場合に受験生が事前に記入し、高校に提出する書類です。
面接官はこのシートをもとに質問を行います。

なお、シートの内容がそのまま合否に影響することはありません。質問の参考資料として活用されるものです。


記入内容とポイント

従来の面接シート(共通選抜時代の例)では、以下の内容を記入していました。

  • 志望動機
  • 勉強で頑張ったこと
  • 勉強以外で頑張ったこと
  • 自分の長所

【記入のポイント】

  • 字を正しく、見やすく、丁寧に書く。
  • 簡潔かつ具体的に内容をまとめる。
  • 面接で必ず説明できる内容を書く。

実際の面接での使われ方

面接では、面接官が面接シートの内容に沿って質問を行います。

たとえば:

  • 「志望動機を教えてください」
  • 「勉強で努力したことは?」
  • 「勉強以外で頑張ったことは?」
  • 「あなたの長所は?」

これらの質問は、どの学校でも共通の評価観点に基づいて行われます。

答えは必ずシートと一致させることが大切です。ただし、実際の面接では「面接シートに書いた内容+α」で答えるのが一般的です。面接官はその回答にさらに質問を重ね、深掘りしていきます。


2025年度(令和7年度)様式について

2025年度入試(令和7年度)時点では、神奈川県として統一の面接シート様式は存在しません
各高校が独自に面接シートの形式や記入項目を定めています

そのため、志望校の募集要項や公式サイトを必ず確認し、どのような書類が求められているかを事前に把握する必要があります。

当塾で使用している例(旧共通選抜の面接シート)はあくまで「基本形」として、書き方や答え方の指導に活用しています。


まとめ|特色検査を受けるなら準備をしっかりと

面接シートは、単なる提出書類ではありません
面接官は「事前に書いた内容を、自分の言葉でしっかり伝えられるか」を重視しています。

秋ごろから少しずつ準備を始め、シートの記入内容と面接の答えを一致させる練習を重ねましょう。
また、シートの内容からどんな質問が来るかを予想し、答えを用意しておくと面接がスムーズに進みます。

特色検査に向けた面接対策は、しっかり時間をかけて準備することが合格への近道です。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

神奈川県大和市出身。大野原小学校と大和中学校の卒業生。明治大学卒。
学生時代に家庭教師のアルバイトを4年間経験。その後社会人となり、教室長兼講師として個別指導塾に5年半勤務。県央・横浜エリアの教務主任を兼任。集団指導も2年半経験し、複数教室合同の入試対策授業において、2年連続最優秀講師に選出。

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