皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。
和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。
連日、特色検査の面接に関する記事をお届けしています。
今回は、面接シートを書く前に必ずやっておきたい「下準備」について解説します。
しっかり準備をすることで、説得力のある面接シートと自信のある面接回答が作れます。
特色検査 面接シートを書く前にやるべき「下準備」
準備① 志望校のホームページ調べ
高校側からすると、「この学校をしっかり調べて選んでくれた生徒」に来てほしいと考えます。
まずは志望校の公式ホームページをじっくり見ましょう。
特に次の項目は必ずチェックしてください。
- 教育方針・教育目標(どんな生徒に成長してほしいか)
- カリキュラム・特色(どんな授業や学習活動が行われているか)
- 学校独自の取り組み(部活動、ボランティア、国際交流など)
【ポイント】
これらをノートにまとめたりスマホで写真を撮ったりして、いつでも見返せるようにしておくと便利です。
また、学校が求める人物像と自分の目標とする理想像をうまく結び付けると、自然と志望動機の土台になります。
準備② 学校行事と説明会への参加
文化祭や説明会など学校行事に参加すると、次のような情報が得られます。
- 在校生の様子(どんな雰囲気か)
- 校風(まじめ/自由/部活が盛ん など)
- 同じ志望者(未来の同級生)の雰囲気
- 校舎や施設の印象(パンフレットでは分からない部分)
【ポイント】
校舎の新しさやトイレの清潔さ、グラウンドの広さなども重要なチェック項目です。
実際に自分の目で見ると、学校生活のイメージがより具体的に湧きます。
【メモを残そう】
行ったときの感想をノートにまとめておきましょう。
面接では「説明会や行事でどのような印象を受けましたか?」と聞かれることがよくあります。
準備③ 自己分析をしておこう
面接シートの質問に答えるには、自分の過去や現在を深く理解する作業が必要です。
【自己分析の方法:5W1H】
次の順に書き出してみましょう。
(例)教科で頑張ったこと
- When(いつ?):中学1年の夏
- Where(どこで?):自宅
- Who(誰が?):私
- What(何を?):英単語の暗記
- Why(なぜ?):英語に余裕を持ちたかった
- How(どうやって?):1日に覚える単語数を決めて
【文章化の例】
「中学1年の夏、私は余裕を持って英語に取り組みたいと思い、毎日覚える英単語の数を決めて自宅で暗記を頑張りました。」
この文章にさらに「なぜ余裕が必要だったか」「どんな工夫をしたか」「その結果どうなったか」などを肉付けすると、積極性・主体性・具体性がしっかり伝わる内容になります。
この方法は、教科以外で頑張ったことや自分の長所の準備にも応用できます。
まとめ|下準備が良い面接シートと面接回答を作る
面接シートを書くためには、次の3つの下準備が欠かせません。
- 志望校について深く調べる
- 学校行事や説明会に参加して印象をまとめる
- 自己分析をして、自分の努力や成果を具体的に言語化する
面接シートは準備を重ねた分だけ、説得力のある内容になります。
ぜひ、今できることから少しずつ始めていきましょう。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。