東京都「都立AI」本格導入へ|生成AIで変わる学びをCwayが解説

「都立AI」の仕組みと活用イメージ図

皆さん、こんにちは。鶴間駅から徒歩8分、西鶴間にある個別指導塾、進学塾Cwayです。

和中から一番近い塾として、指導歴15年以上のプロ講師が小中学生を中心に主要教科を指導しています。

今回は、東京都が全都立学校に導入を決めた生成AIサービス〈都立AI〉について、保護者の皆さまにも分かりやすく解説します。

東京都庁舎の外観
目次

生成AIが都立学校で本格導入へ

東京都の最新施策とは?

東京都教育委員会は 2025年5月12日、全都立学校256校に生成AIサービス「都立AI」を導入すると発表しました。対象はおよそ14万人の児童・生徒。教職員を含めると約16万人が利用できる体制です。

都立AIの4つの特長

都立AIの4つの特長を示すスライド
  1. 安心・安全 - 入力内容は学習利用されず、不適切なやりとりを自動フィルタリング。
  2. GPT-4o-mini以上の性能 - 高度な言語処理で作文支援や資料作成をサポート。
  3. 東京都専用クラウド環境 - 約16万人が円滑に利用できる専用テナント。
  4. 教育向けカスタマイズ - テンプレートやカスタムAIで授業・校務に最適化。

どのように使われるのか

授業中の問いかけ、探究学習の情報整理、レポート構成のチェックなど多彩なシーンで活用予定です。校務では事務文書の下書き作成や文書管理を効率化。画像入力にも対応しており、理科実験の写真を読み込ませて考察を深める、といった使い方もできます。

学校での生成AI活用法まとめ

生成AI導入の背景と狙い

生成AIについて学ぼう! 表紙スライド

研究校の成果を全校展開へ

東京都は2023年度に9校、2024年度に20校を「生成AI研究校」に指定し、効果と課題を検証してきました。その知見をもとに今回の全校展開が決定しました。

多彩な生成AIの種類

教育分野におけるAIの可能性

生成AIの身近な活用法一覧
生成AIの基本的仕組み

生成AIは、児童・生徒が自分の興味や疑問を深掘りするための強力なツールです。単なる効率化ではなく、主体的・対話的で深い学びを後押しすると期待されています。

生成AIを補助ツールとして活用する心得

安全性と倫理的利用

便利さの裏側で、誤情報(ハルシネーション)やバイアス、著作権などのリスクも指摘されています。都立AIはフィルタリング機能を備えつつ、利用者自身が情報の真偽を判断できる力を育むことも狙いです。

ハルシネーション解説図
バイアス解説図
著作権・個人情報の注意点

効果的なプロンプト作成のコツ|具体的な指示がAIの精度を高める

生成AIの出力品質は 入力する指示(プロンプト)の質 に大きく左右されます。以下のスライドは「悪い例/良い例」を示したもの。Cwayでも、この視点を大切に指導しています。

良い・悪いプロンプト例①
良い・悪いプロンプト例②

Cwayの考えるAI活用と学び

生徒の主体性を育むために

Cwayでは、生成AIを「便利な答えをくれる道具」ではなく、「自ら問いを立て、深く考えるためのツール」として位置づけています。AIが提案したアイデアを批判的に検討し、自分で改善する──そんなプロセスを通じて思考力を磨く指導を行っています。

具体的な取り組み例

  • 探究学習での資料収集 → AIに要約させ、重要語句を自分で抽出
  • 英作文のドラフト → AIに添削させ、修正理由を自分で考える
  • 授業レポート → AI生成のアウトラインを参考にオリジナル原稿を執筆

まとめ|AI時代を共に学びに変える

生成AIが本格的に教育現場へ入る今、大人も子どもも一緒にその価値とリスクを理解し、主体的に活用する姿勢が不可欠です。Cwayはこれからも、生徒一人ひとりが「AIを使ってどんな学びができるか」を考え、実践できるよう丁寧にサポートしていきます。

興味をお持ちの方は、ぜひ無料体験や面談でお話ししましょう。


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